考えすぎる性格は悪いことなのか?
自分なりに整理してみた
自分は昔から、物事を少し考えすぎるところがあります。
何気ない一言や出来事でも、「あれはどういう意味だったのか」「別の見方はないのか」と、頭の中で何度も反芻してしまいます。
周囲から見ると、もっと気楽に考えればいいのに、と思われることもあるかもしれません。
実際、自分自身も「こんなに考えなくてもいいのでは」と感じる場面は少なくありません。
ただ、この性格は本当に悪いことなのでしょうか。
考えすぎてしまう瞬間
例えば、何かを決断しなければならないとき。
すぐに答えを出せる人を見ると、少し羨ましく感じることがあります。
一方で自分は、
・別の選択肢はなかったのか
・後悔する可能性はどれくらいあるのか
・今決める必要は本当にあるのか
そんなことを考えているうちに、時間が過ぎてしまいます。
「もっとシンプルに考えれば楽なのに」と思いつつも、なかなかそうはできません。
考えすぎることの悪い面
正直に言えば、考えすぎることで疲れることはあります。
決断が遅れたり、気持ちが落ち着かなくなったりすることもあります。
また、周囲のテンポについていけないと感じる場面もありました。
話が次に進んでいるのに、自分だけまだ前の話題を考えている。
そんな感覚になることもあります。
この点だけを見ると、「考えすぎる性格=損をする性格」に思えるかもしれません。
それでも悪いことばかりではない
一方で、考え続けてきたからこそ気づけたこともあります。
表面的には同じ出来事でも、人によって感じ方が大きく違うこと。
すぐに出した答えより、時間をかけて考えた結論の方が、自分にとってしっくりくること。
考えすぎるというより、「納得するまで考えたい」だけなのかもしれない、と感じるようになりました。
今のところの整理
今の自分なりの結論としては、
考えすぎる性格は、良いか悪いかで判断するものではない、ということです。
疲れる面もあるけれど、
深く考えることで見えるものも確かにある。
無理に性格を変えようとするより、
「考えすぎている自分」を理解したうえで、付き合い方を探すほうが自然なのかもしれません。
この答えも、これから変わる可能性はあります。
でも今は、こうして考えている途中です。

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